前日に全然弾けなかったところが、一晩寝たら弾けるようになっていた!ということがあります。

これは自分自身でも小さいころから何度も経験があったことで、きっと、寝ている間に脳が情報を整理してくれているからなんだろうな〜、あとは疲れが取れるとできるようになるから適度な休憩が必要なんだな、とは思っていたのです。

最近娘を教え出して、前の日に「もうできない!Tちゃん今日はもうやらない!」と言ってやめた箇所が、一晩寝て起きたら、練習なしの一発で弾ける、ということが何度もありました。

この話を、うちの娘と同い年の生徒さんがうちの教室に通ってくれている保護者の方にお話してみたところ、「うちもそうです!」と同意されました(^^)

みんなそうなのか!と嬉しくなって、しばらく注意深く娘を観察してみたところ、同じ「前の日に弾けない」という状態でも、頭の中がグチャグチャで、音を読めていない、音程が取れていない(音程というのは音と音との間の距離感のことです)、頭の中で歌えていない、リズムの理解が甘い、できないことが多すぎる(例えば、音も読めないしリズムも間違っているし指使いもあやふやな)状態では、一晩寝て起きて「あらら!なぜか弾けてる!」なんていう甘い話はないな、と分かってきました(^^)
当たり前ですが・・・

初めに書いたようなミラクルな出来事が起こる時というのは、前日に、「弾けていないけれど、音が読めていて、リズムも理解できていて、指使いも整理できていて(どこで指をくぐる、など)、頭の中で音が鳴っている状態になっているのに、脳から指への指令がうまくいっていないだけの時」なのだ!ということが分かってきました。

私の勝手なイメージですが、寝ている間に、脳から指への指令をする神経がビビビビ〜っと発達するんでしょうか。脳について勉強してみたい、と思います。

ちなみに、お母さんの真似や、先生の真似ばかりしている時には、頭(脳)を使って弾いていないので、ミラクルは起きません(^^)

楽譜を読むのも、出したい音をイメージするのも、指(や身体)に指令を送るのも脳なので、もっと脳について知っていてもいいのではないかな〜、と思っている今日この頃です。

ピアノに座っている時間だけが練習ではないので、睡眠をたーっぷり取ることも、ピアノ上達に(他の全てのことにもだと思いますが)必要なことです!
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