下松市のピアノ教室「ミュージックハウス・カンタービレ」の植木玲子です。

先日の発表会、ステージ袖にいて、演奏者への声かけや進行の調整をしていたんですが、

本番で弾き終えて袖に戻ってくる時の表情で、

自分の演奏についてどう思っているか、なんとなく分かるものです。



満場の拍手をもらって、嬉しそうに戻ってくる子、

納得いかない表情で戻ってきて、袖で泣いている子、

緊張で固まったまま戻ってくる子、と様々です。

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本番前のレッスンで、

「間違えないように弾きたいです」とか

「完璧に弾きたい!」とか

「ミスのないように頑張ります!」と言ったり、ノートに書いている子には、

私から一言(二言?三言?)伝えました。

それは、

「間違えてもいいよ。ミスもするよ。みんな緊張するからね。

間違えても、ミスをしても、自分が楽しく弾けたら成功だよ。

あとは、今まで頑張ってきたということが一番大事だよ。」

ということです。




「ミスしないこと」を目標にしていると、

ミスを恐れて表現が控えめになったり、

ちょっとしたミスのせいで「今日の演奏は失敗だった」と思ってしまいます。




「例えばCDって、初めから終わりまでミスなく弾けているよね。

それって、1発でミスのない演奏ができていることは稀で、

「ミスがなくなるまで」繰り返し録っているんだよ〜!」

というと、子どもたちは「へええ〜〜〜」という顔をしてくれます。




ミスがなくて、完璧に弾けているけど、なんかつまらない演奏と、

多少ミスがあっても、本人がやりたいこと(表現)が目に見えるような演奏、

どちらがいいでしょうか?



これは人によって意見が分かれると思うんですが、私は間違いなく後者です!






演奏会の後の懇親会で、ステージ係を手伝ってくれた友人のMちゃんが

「昔の教室の発表会って、ミスしないことがいいこと、みたいな空気があったけど、

そんなこと考えるより、楽しく、自分が弾きたい曲弾くことが大事よね。」

と言っていて、うんうんと共感しました。

そのMちゃん、演奏者の繰り出しをしてくれていたのですが、

ガチガチの子に緊張をほぐすような声かけをしてくれたり、

泣いている子を気にかけてくれたり、

かなり、縁の下の力持ち的な役割で助けてもらいました。

ありがとう!!!



演奏が終わってからのフォローも大事なのです。

来週のレッスンで、感想用紙を提出してもらうことになっているので、

一緒に、本番と本番までの練習について振り返って、

心機一転、楽しく次の本番に向けて頑張っていきたいと思います(^0^)



今日もお読みいただき、ありがとうございました!