下松市のピアノ教室「ミュージックハウス・カンタービレ」の植木玲子です。

12月から時間割を少し変更させていただき、金曜日の16:30-18:00にもレッスンしています。

というわけで今日のレッスン、まずは小3のSちゃん♪
以前は楽譜を開いて何も準備せずにバーッと弾き始めてミスをしていたSちゃんですが、最近、きちんと準備をして弾き始めることができるようになりました(^^)大きな進歩です!

準備とは・・・

①曲の終わりはどこか?

②調は?(シャープやフラットはあるか?)

③拍子は?(何分の何拍子か?)

④繰り返しはあるか?

⑤臨時記号はあるか?

⑥弾き始めの指番号は?

これらを弾く前に確認することです(^^)

簡単に書いたのですが、これを全て無意識にできるようになるまでにはかなり時間がかかります!

まず習い始めの子には、主にソルフェージュや新曲の譜読みの際に、①の「まず、曲の終わりはどこか確認してね!」と口を酸っぱくして言います。
意外とみんな、どこで曲が終わるか分かっていないのにバーッと弾き始めてしまうのです(笑)
一段弾き終えたところで「まだ続くよ〜!」と言うと「あ、この曲2段目もあったんだね!」とか・・・

②の調については、初期はほとんどハ長調ですから何も考えなくても弾けます。調号(シャープやフラット)がつく調の曲が出てきたら、読み方、確認のしかたを教えます(^^)

③は、初期の曲はほとんどが4分の4拍子か4分の3拍子なので、慣れでなんとな〜く弾けてしまいます。が、初心者のうちから拍子の感覚を身につけてもらいたいと思っているので、しつこく確認します!

④の繰り返しを忘れる子は本当に多いです!
1日6人レッスンして、うち4人はどこかで繰り返しを忘れます(笑)
終止線と一緒にチェックしてもらいます!

⑤は、臨時記号の読み方、一度ついたらどこまで有効なのか?を確認します!

⑥は、テキトーな指番号で弾き始めると、すぐに無理がきます。いつもどの指で弾くのか考えながら弾くことが大事です!

・・・とチェックしていって、指を弾き始める場所に置いてセッティングし、心の中で拍子をカウントしてから息を吸って弾き始めます!

ピアノを上手に弾いている人は、上記のことは、もれなく全てやっています(^^)
そして上に書いていないような準備もしています!(それはまたの機会に・・・)
長くピアノを弾いていると、準備をするということが無意識にできるようになってきますが、子どもたちには「準備!」「準備!」といつも言います(^0^)
「しつこくてごめんね!」というのが私の口癖です(笑)

さて、次は小1のKくん♪
教本4冊をサラサラ〜っと合格し、クリスマス会の曲の相談!とても楽しみにしてくれているようで嬉しいです(^^)子ども達の一番の楽しみは「プレゼント交換」みたいですね!

最後は小5のSちゃん♪
曲を仕上げるためには、どこが出来ていないか自分で分かっていないといけないよ、しっかり書き込みしていいからね(^^)と前回伝えたのですが、

ピンクの花丸!笑
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これだけ目立てば間違えませんね!
Sちゃん、一発で合格しました(^0^)

学年が上がるにつれ、自分で書き込みをするように勧めていきます!

今日もお読みいただき、ありがとうございました(^^)